glideネタです。
アイデアカフェアプリはglide製ですが、このアイデアカフェアプリに投稿数表示を実装しました。とはいえ、ノーコードなので実装といってもコードを書くのでなく、設定を触る感じです。
結局このやり方はプログラミングではないものの、CountなどはExcel感覚よりも、プログラム寄りというかそこは否めませんね。
glideで投稿数や行数など今のものを出したいという人にはヒントになるかもしれません。意外に件数を表示したい、カウントしたいというニーズはあるかもしれません。
投稿数を表示する
まず何をやったかですが、見てもらうと早いと思うのでこんな感じです。
上の画像にも書いていますが、投稿数表示はシンプルに実現できるのですが、このアプリでは、「承認された」投稿のみ表示するというところで、一手間かかっています。
つまり、何も考えずにカウントしたものを表示するだけだと、非承認投稿も表示されてしまうわけですね。それを回避するための工夫を入れています。
どうやるか
やり方です。
件数表示はRollupカラムでCountすればオッケー
件数表示だけなら、カラムタイプをRollupにして、対象とするカラムを選択。そしてCountを選べばオッケーでしょう。ダブリがあったりするときは、Count uniqueを選べばダブリはカウントしない(はず)です。今回はダブリはほぼない(アイデアタイトルでダブることはあるんでしょうけどね)のでCountとしています。
で、件数だけならこれで終わりです。
承認済のものだけカウントするには別カラムを作る
大した工夫ではないですが、今回は承認済み(承認フラグがTRUE)のものだけをカウントしたいと考えています。そこで、件数チェックというカラムを作ります。
これ見るとIF THENですけどプログラミングっぽいですよね。そうでもないですかね?
枠で囲ったようなところを設定します。CASESにあるのは「承認フラグがTRUEなら、countと書く。対象は自身の件数チェックカラムに書く」という感じです。
件数チェックカラムはどうなっているかというと、
こんな感じです。一番下の行に「count」がないのは、非承認の行だからなので正しい動作です。また、承認件数は27となっていますが、これはcountがあるものなので、まさに文字通り「承認されたものの件数」が表示される動きとなります。
余談ですがこれでこの非承認だったアイデアを承認するとどうなるか。
こんな感じで、無事承認され=投稿表示され、カウントが27でなく28とプラスになっています。
IF THENは論理的で、考える工数が増えますがその分色々できるようになるかもしれません。たまたま今回は件数表示で、とくに承認済アイデアだけの数を表示するということで使ってみました。
レイアウトはBasic Tableでやる
上の表示件数は、TEXTのActionTextなんかでベタにやるのももちろんありですが、見た目が微妙だったので、LAYOUTにあるBasicTableにしました。テーブル風に出せるので左にテキスト、右にカラム項目ができるのできれいに表示されているのではないかと思います。
このあたりはglide依存のテクニックになるのですが、やっていると見えてくるものでもありそうですね。
おわりに
glideを触っていて見えてくるのは、プログラミング要素を隠してもやはり色々細かいことをやろうとすると、例えば何がどこまでできるかの見極めが必要です。この見極めが出来ないと、なんだ使えないとなりがちですが、逆に見極めをしていってここまでならやれるというところでやるなら十分使えるものだと感じます。
でも、その見極めってどうするのかというと、僕もある程度プログラミングか何かをglideでもなんでもいいので作った経験が一定程度ないと、なんとも言えないんですよね。ある種のパラドックスがあるなあというところを感じているところでした。