アイデアカードというシンプルなアプリを作りました。
glideのメモとしつつ、どう使うと最適かも考えてみました。
glideの使い勝手
ノーコードは呼ばれるコードを書かなくてもアプリやプログラムが作れるものです。これはプロなど解像度が高い人にとってはなんてことがないのですが、非プロには使える選択肢が増えるだけなので、うまく使えばいいかなという印象です。
これが初めてでなく結構触っているのですが、あくまで自主開発だけです。誰かのアプリを作るということもやりたいので良ければお声がけくださいというところですが、アイデアカフェを作ったメモも上げてるのでそちらも気になる方は見てみてください。
企画やマーケターやディレクター寄りの人が、コーディングとか開発ゴリゴリとかはできないけど、イメージ伝えるとか、試作として使うなら出来る範囲は限られますが、十分というのが現時点の結論です。
というわけで、使えるものは使っていけばいいよねという感覚です。
アイデアカードの紹介
シンプル過ぎますが、二転三転あって、機能は以下です。
- Googleニュース結果の「アイデア」検索一覧が得られる(上位20件のみ)
- Googleサジェストの「アイデア」に関連するワードが得られる
これだけです。ぶっちゃけGoogleニュースやサジェスト(Google検索で)を使えば要らないです(笑)
当初は検索ワードを入れられるとしていたのですが反応が遅く、リアルタイム性はこのglideで求めるのは酷だとして辞めました。
Googleスプレッドシート側でimportxml関数でデータ自体は取得しています。これをGoogleスプレッドシートに直接セル打ちするだけだと定期的に周回できないので、トリガーとして1日1回スクリプトが動くようにすることで、最新のデータをそこそこ追いかけるようにしています。リアルタイム性はないです。
そういう意味では、このアプリの売りっぽいのは、アプリを開いたら「Googleニュースでアイデア検索」と「Googleサジェスト」の特異なものがないかを簡単に見える程度くらいでしょう。
アプリ自体の価値や優位性はほぼないと思っているのですが、それはそれとして一個作るなら習作でもなんでも、アイデアに関連したいだけですね(笑)
スクリーンショット
PCで見るとglideはPWAなので、こんなスマホUIで見えます。フリー版を使ってるのでドメインはサブドメインですが十分満足しています(笑)
スマホでアクセスしてiPhoneだとSafariでいくと、ホーム画面に追加できるのでそこで追加すれば、アプリっぽく動きます。
ChromeのiPhoneプレビューなので雰囲気ですが、こんな感じになるってことですね。
リスト画面から直接タップでリンクはできてなく、ワンタップでリンクできるようになっています。こういうところで妥協するかどうかですかね。
シンプルなアイデアを形にするには最適
ノーコードなどに限らずツールをうまく用いることで、アイデアをシンプルに形にできる機会が増えていることを感じます。極端にいえば、アイデアがあれば実現しやすくなっているともいえるわけです。
しかし、その場合はこのようなツールがあることを知りつつ、触っていないとすぐには使えないでしょう。ツールの癖や習熟度もあったりすると本末転倒なんですが(笑)とはいえ、目的は形にしたいというところなので、あとは形にしてみて「満足できない」ならネイティブアプリ開発をしたり、そのあたりはもうプロジェクトやゴール次第かなというところです。
個人的には満足していて、こうやってすぐ実現化できるという選択肢があることで、自分のアイデアを示しやすいなあと感じました。動いているものがあれば説明しやすいですし、伝わりやすいです。もちろん、そのアイデアがいいとか試作で伝わるかを保証するわけではないです。そこはなんでもそうなので、道具は使いようってことですね。
glideを使うことで価値がでそうなもの
基本入力したりなどのリアルタイム処理などはきついです。Googleスプレッドシードを経由するからですね。
- 既にデータがあること
- それらを参照すること
- それらを検索すること
- マップ機能を使うこと(未検証ですがGoogleマップかな)
などが良いでしょう。アイデアカードは検索結果を取得していますが、基本参照系アプリとなりますよね。
飲食店のリストを示すグルメアプリみたいなものはありでしょう。ただこれはコメントやユーザ投稿となると難易度が増す感じです。基本メールアドレス単位での登録となりそうですね。
Googleスプレッドシートを編集すればいいので例えばGoogleフォームで入力してもらってそれをglideで見えるというのは面白いですよね。Googleスプレッドシートにどう入れてもらうかと考えると、glideは閲覧だけに特化したほうが最適な気がします。
またGASを使ってGoogleスプレッドシートにアウトプットすればそのまま使えることになります。アイデアカードはそういう仕組みですね。
他にもデータがあるということであれば、データベース参照、検索が容易です。検索はアイデアカードはつけてませんが、検索バーが普通についてますので。図鑑や辞書系なども面白そうですね。もちろん登録は別で作ったほうがスムーズですよね。
別視点ではGoogleスプレッドシートをスマホでいじるのはだるいので、自分用にglideアプリを用いて使うとかはありかもしれません。知識やメモを閲覧できるようなイメージです。ただこういう自分メモアプリって様々あるので、何か面白いアイデアが要りそうですが、自分向けならお好きなようにというところですよね。
というわけで、企画系の人もですし、マーケターも然り、何かアイデアがあるけど実現する手段がないなという人は軽く触るだけでもいいかと。基本英語ですが、そこはえいやでやっちゃってください!良いglide体験を!