Windows10で実行ファイルのパスを通してどこでも実行可能にする方法です。
パスを通すとは？
パスを通すとは、環境変数のPath変数に予め実行ファイルのパスを指定することです。これにより、本来はC:\aaa\bbb.exeであれば、C:\aaaに現在ディレクトリを移動して「bbb.exe」を実行するか、フルパス「C:\aaa\bbb.exe」とするしかありません。
パスを通すことで、例えばC:\が現在ディレクトリでもbbb.exeだけで実行可能になります。
環境変数の設定方法
Windows10では、システムのプロパティ→環境変数で設定ができます。
１．Windowsキー＋Pause(Break)キーで、システム画面へ
Windowsアイコン→右クリックで設定→検索ボックスで「環境」→「システム環境変数の編集」もわりとスムーズです。
２．左側にあるシステムの詳細設定をクリック
３．システムのプロパティが立ち上がるので、環境変数ボタンをクリック
４．環境変数画面になるので、Path部分を選択し編集する。
上のユーザー環境変数か、下のシステム環境変数かは、利用者全員に適応したいなら下となる。特定のユーザーだけなら上を修正する。今回は全利用者を想定。
５．環境変数名の編集画面が起動するので、新規ボタンを押してパスを入力してOKを押す
こうすると、パスが設定され、どこからでもファイルが実行できるようになる。
