Zoom無料版で会議にスムーズに再接続するメモ

Zoomを最近使っているのですが、有料版を使っている人はおいておいて、無料版でまずは試したり、有料版ほど使わないという人はかなりいるのではないかなと思います。

今、オンラインワークショップをやっていて、基本的に無料版でやっているので、お客さんには再接続してもらっています。これビジネス的にどうかっていう見方もありますが、法人なら無料版はかっこ悪いとか(笑)そんな見栄があるならスルーして、ビジネスが軌道に乗らないなら無駄なコストにもなるなあというところです。有料版で2,000円月額をどう見るかですよね。

今回は、Zoomを使ってとくに無料40分枠において、意外に情報が錯綜していたのでその点のメモです。全て無料版の話なのであしからず。

無料版は40分制限がある

これは基本事項としてあります。

ただコロナ禍ということもあるのか、各種ビデオ会議ツールが激しいバトルもあり、1回目ならボーナスギフトで制限がなかった(という体験をした)ので、1回目ならいいのかもしれませんね。

しかし2回目は当然そんなことはなく、40分で切れました。

なお、一対一の通話なら制限はないです。3人以上で制限がかかります。

なお、僕はスマホとPCで両方つなぐのですがこれで2カウントなりますので、参加者一人でも合計3となり、制限になります。(同一の人だからノーカウントとかはないってことですね)

なお、3人→2人にしていけば制限時間がクリアされるのでは?と思う人もいそうですが(僕も思いました)、3人になった瞬間でカウントダウンなのでそれは意味がないということですね。

無料ライセンスは40分でミーティングが切断されてしまいますが、どのタイミングから時間のカウントが始まりますか?
時間のカウントは3人目の参加者が加わった時点から開始します。一度カウントが開始されると、途中で参加者が減少しても制限は解除されません。

https://symphonict.nesic.co.jp/zoom/faq/より引用

簡単に再接続するにはスケジュールミーティングで

ZoomにはIDが色々あるのですが、個人ミーティングIDは基本使わない前提です。セキュリティ的に使いまわしはどうかという観点からです。

インスタントミーティング(新規ミーティング)はURL期限が40分

画面の左上アイコンが新規ミーティング
(筆者環境はビデオオフのためアイコンがバツなのは気にせず)

それを踏まえた上で、2つあり、1つはインスタントミーティングIDというもので、これは「新規ミーティング」で出来るものです。つまり会議を作ってから接続する、まさに「今やすぐやる」会議用です。このIDは無料版なら40分でURL自体が消えます。つまり、URLの消費期限みたいなのが40分しかないんです。

となると、「新規ミーティング」をすると40分後に「再度新規ミーティング」をして別のURLを取得してお知らせする必要があります。

これについては、わりと今まで見た運用なので、「Zoomは無料だと40分制限があるから、再度URLを発行する」と思い込んでいる人はいそうです。僕もそうでした(笑)

スケジュールミーティングIDは30日間、定期なら1年間

スケジュールミーティングは左下のカレンダーアイコン。

スケジュールミーティングとは、未来つまり10分後でもいいのでしょうが、予め会議を作っておいておくというものです。ワークショップをやる場合は事前に参加者に知らせるので、こちらで作ります。

画面的には「スケジュール」を押して作ります。

このスケジュールミーティングの場合は、URL期限がミーティング後30日間もあるので、当日ワークショップとかは十分持ちます。定期不定期ミーティング(例えば週1で定例ミーティングなど)でいえば、定期ミーティングなら1年も最大持つので十分でしょう。多分。

Zoom公式もどうぞ。ですが分かりづらいですね。一応公式では以下の文言になっていますが、解釈するとまあ上のような感じですね。

インスタントミーティングIDは、インスタントミーティングが終了すると無効になります。スケジュール済みミーティングは、スケジュール後にいつでも開始できます。

非定期ミーティングIDは、ミーティングが記録されていない場合、ミーティングがスケジュールされた開始日、または開始してから 30日後 に期限切れになります。同じミーティングIDは30日以内に再び利用できます。

定期ミーティングIDは、最終回のミーティング開始から 365日後 に期限切れになります。その後の回にもミーティングIDを再利用できます。

https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362373-ミーティングIDとは- より引用

ここまで理解すると、無料版40分でスケジュールミーティングを開催し、参加者に事前にお知らせ。当日切れたら同じURLに再接続してくださいといえばオッケーです。これをインスタントミーティングでやると新規URLを伝えられないので詰みます(仮に知っていればいいのですが、利用するサービスでは知らない、教えてはいけないサービスも多いでしょうから)。

とはいえ、そもそも事前にミーティングをZoomで作ることができない人が、Zoomでオンラインでイベントやワークショップをやるとは思えないので、このネタはニッチです。とはいえ、書いたような「40分だから何度も新規ミーティングをしないと」は手間なので、スケジュールミーティングをしてやるほうが楽かもしれないですね。同じURLで使えるので。一方で何度もやる場合は、違う人も入ってくる可能性もあるので、確実にインスタントミーティングがいいかもしれませんよね。このあたりは運用次第ですね。

以上、僕はワークショップをやっていく時にかなり調べたのでメモとして上げておきました。このあたり意外に違いを書いているところがないのは、そこまで気にならなかったり、無料版でやる人が少ないだけかもしれないですね(笑)

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